俳句雑誌「鷹」2014年03月595号
——— 日光集より抄出
寒卵置くや分母は線の下 細谷ふみを「右手」
元日や急須に注ぐ薬缶の湯
手袋の右は右手に町を去る
木枯や擱かねば続くノートの罫
海原は覇者のしづけさ寒夕焼 奥坂まや「覇者」
卵割るやうに今年となりにけり
初空やいつ昇りたる海の鳶 布施伊夜子「ユニクロ」
ありあはす物とて豊か小正月
衒叟 / 4sun.jp
俳句雑誌「鷹」2014年03月595号
——— 日光集より抄出
寒卵置くや分母は線の下 細谷ふみを「右手」
元日や急須に注ぐ薬缶の湯
手袋の右は右手に町を去る
木枯や擱かねば続くノートの罫
海原は覇者のしづけさ寒夕焼 奥坂まや「覇者」
卵割るやうに今年となりにけり
初空やいつ昇りたる海の鳶 布施伊夜子「ユニクロ」
ありあはす物とて豊か小正月
衒叟 / 4sun.jp