俳誌「鷹」596号 | 日光集

俳句雑誌「鷹」2014年04月596号

——— 日光集より抄出

刃渡りに余る鮪を捌きけり 山本良明「高炉」

ぜんざいの口元拭きぬ午祭

行年の夜空そめたる高炉かな

薺粥食〔たう〕べて天に羽搏ちたし 奥坂まや「年送る」

寒夕焼生死〔しやうじ〕蔵して海しづか

肉塊に肋突き出て寒に入る

牛に汲む水に湯を足す梅の花 布施伊夜子「恋猫」


衒叟 / 4sun.jp