道化師の泪の痕や晩夏光

317 道化師の泪の痕や晩夏光

どうけしの なみだのあとや ばんかこう

小川軽舟先生 監修 「はじめての俳句」 通信講座
第05回 : 型その二の基本形 二句

〔作品の背景〕 夏は屋外の催事も多く、照りつける陽射のもとで大道芸を観ました。頬に涙滴型の印を描くピエロは、滑稽な芸を繰り出すにもかかわらず、哀しさを湛えているように窺えました。白塗の仮面で悲哀を隠すピエロに、夏の眩しい陽に落ちる影のような静けさを感じました。

〔講師〕 山下桐子 先生

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