拙句掲載 / 「俳句界」 夏石番矢先生 選 特選

161010_01

161010_02

ごきぶりや新聞紙てふ聖遺物

ごきぶりや しんぶんしてふ せいいぶつ

文學の森 「俳句界」 2016年10月号 雑詠
夏石番矢先生選 特選

BLOG ranking

tsugikuru.jp

2件のコメント

  1. 衒叟さん、特選おめでとうございます!!!
    「ごきぶり」「新聞紙」「聖遺物」、この言葉の配置の確かさに圧倒されました。
    例によって上手く言葉に出来ないのですが・・・
    ごきぶりを叩いて捨てる新聞紙、
    そういう意味では新聞紙の方が強いはずなんだけど、
    文明が滅びてもごきぶりは滅びない、ごきぶり最強!(≧_≦)
    ・・・という思いに二の腕がゾワゾワしてきました・・・。
    時にさまざまな側面も見せて下さる衒叟さんですが、
    中でも最も衒叟さんらしさの発揮された句なんじゃないかという気がしました。
    あまりの見事さに、ため息ばかりです。

    1. めぐるさん

      「らしさ」の評、とても嬉しく思います。特選と云う結果よりも、これまで拙句をご批評いただいているめぐるさんに「らしさ」をお感じいただけたことのほうが、遥かに励みを覚えます。ありがとうございます。

      動詞(用言)は主観を現わす、と云われますが、敢えて名詞(体言)のみで組み立てた句だからこそ、多くの句意をお感じいただけるのかもしれませんね。最近は、用言の斡旋に苦しんでいて、自身で満足できる句作に至っていません。今一度、体言の持つ「省略」の妙味を目指したいと思い直している次第です。

      もし今、死んでしまえば、忌日は「ごきぶり忌」になってしまいますね(笑) もう少しだけ好感の持てる忌日をご用意いただけるよう、格調ある句にも挑んでいきます。

コメントはできません。