まへのめる棋士のこぶしや雪見草

542 / まへのめる棋士のこぶしや雪見草


角川俳句 2017年05月号 「平成俳壇」

2件のコメント

  1. 衒叟さん、こんばんは!
    この句とっても好きです。
    棋士の拳は、固く握りしめられて白くなっているでしょうか。
    季語解説の中の「寒い時期に咲くので愛される」との一文に、
    苛烈な昇段争いの中に花開こうとする棋士たちの生きざままで感じ、
    胸が熱くなりました。

    1. めぐるさん

      正座を崩さずに背筋を伸ばして盤に向かう棋士の姿は、気品に溢れていますよね。対局によっては深夜まで及ぶこともあり、気力のみならず体力も奪い合う一戦。鎬を削る対局に、季語の力を借りて、詩情を拡げてみました。

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