小川軽舟 | 作句のアドバイス 2018年春

毎日新聞出版 「俳句あるふぁ」2018年春号

作句のアドバイス | あるふぁ俳壇 選をおえて


新しい「あるふぁ俳壇」が始まりました。私も含めて四人の選者が皆さん全員の作品を対象に選びます。俳句に対する四人の考え方はさまざまですから、選ばれる句もさまざまだと思います。だからこそ、選ばれるかどうかを気にして守りに入ることなく、ご自分でこれぞと思う作品を投句していただきたいと思います。

俳句に慣れてくると、こういう素材が俳句らしい、こういう言い方が俳句らしい、という俳句らしさが身についてきます。それはそれで大事な過程ですが、既成の俳句らしさに収まっている限り、新しい俳句は生まれません。ぜひご自身で感じたことに自信を持ち、それがまっすぐ伝わるよう、歯切れのよい調べで簡潔にまとめることを心掛けてください。


小川軽舟